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相撲取りと逆ダイエット

相撲取りにとっては、太って体を大きくすることも大切な仕事です。いわゆる逆ダイエットというやつでしょうか?

体の中に蓄積した脂肪のことを体脂肪といいます。体脂肪には内臓脂肪という内蔵のまわりにつくものと、皮下脂肪という皮下につくものがあります。体脂肪には、体のエネルギーが足りなくなった時に備えて、燃焼する為の脂肪をストックするという役割があります。またそれ以外にも、内蔵の位置を一定に保ったり、断熱作用により体温を調整したりといった大切な役割があります。

体脂肪をストックする必要性から、脂肪細胞が急激に増える時期、すなわち母親の胎内にいた頃、1歳の頃、思春期が始まった頃に、肥満体型だった人は注意が必要です。なぜならば、脂肪細胞の数はその後、体重が重くなろうが軽くなろうが、変化しないからです。そのため、前述の時期に肥満体型だった人は、脂肪細胞の数が多く、いつでも体脂肪をストックできる状態になっているのです。つまり油断していると、すぐに体脂肪がついてしまう体質だということです。

食事の回数や量を短期間に、極端に少なくすると、体は効率よく栄養をストックしようとします。つまり体脂肪は逆に増加してしまうのです。蛋白質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を、間隔を決めて摂取し、効果的に体脂肪を燃焼させることが大切です。絶対に、短期間で極端な食事制限はしてはいけません。